高齢化社会と向き合う上で必要な知識とは?

女性のための高齢化社会相談所

高齢化社会の問題点とその対策を知ることで、高齢化社会に漠然と感じている不安を解消しましょう!

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当サイトについて

はじめまして。
2014年4月、少子高齢化が進む中、将来にわたって福祉を充実させようという目的で消費税が上がりました。
でも、60歳を迎えたばかりの母は、「これで本当に安心して老後を暮らせるの?」と不安顔です。
そこで、そんな母に高齢化社会の説明をしようと調べているうちにできあがったのが、このサイトです。
せっかくなので母と同じように不安を感じている女性に向けて公開させていただきます。

高齢化社会に対する知識を身につける

高齢化社会に対する知識を身につける

65歳以上の割合が4人に1人以上と言われている今、高齢化問題は他人事ではありません。これから先、安心できる老後を作っていくには、一人一人が社会の実情を知ることが大切です。
中でも、すべての人に関わってくるのが介護保険。自分はもちろん身近な人の老後を考えるという意味でも、制度の内容は把握しておいた方がいいでしょう。ここでは、介護保険制度のシステムと高齢者の間で需要が高まっている在宅介護についてお話しています。

介護保険の知識

介護保険制度は、社会全体で高齢者の暮らしを支える行政システムとして2000年4月に施行されました。
保険サービスを受けるには、役所の窓口で申請を行い、担当者によるヒアリング・身体チェックを受け、要介護認定される必要があります。要介護認定された高齢者は、介護支援サービスを原則1割の自己負担で受けることができます。
介護保険の財源については、日本では40歳になると介護保険への加入が義務付けられ、保険料が徴収されます。
40歳~64歳までの被保険者は、加入している健康保険と共にお金が引かれます。一方、65歳以上の被保険者の場合は、原則年金から天引きされる形で市区町村に保険料を納めることになります。

在宅介護の知識

近年では自宅生活を望む高齢者が増加しており、在宅介護への期待が高まっています。
基本的に在宅介護には、「訪問型」と「通い型」の2つタイプが挙げられます。
まず「訪問型」には、ヘルパーが要介護者の自宅に訪問する”訪問介護”があります。
また、夜間の決まった時間にヘルパーが訪問する”夜間対応型訪問介護”といったサービスも注目を集めています。
「通い型」には、要介護者が施設に日帰りで通い、食事・入浴をはじめ、レクリエーション・機能訓練などの介護サービスを受けられる”デイサービス”があります。
また、自立のための機能回復訓練の要素を強化した”通所リハビリテーション”というものもあります。
今回挙げたものの他にも、様々なサービスが誕生しています。各サービスを知ることで、高齢者の暮らしで何が求められているのかが見えてくるでしょう。


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超高齢化社会による2025年問題
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高齢化社会の進行により、日本の将来はいろいろな問題に直面すると考えられています。
そのうちの一つが「2015年問題」で、もう一つが「2025年問題」だと言われています。
「2015年問題」は「団塊の世代」全員が年金受給の対象となりことから、財政の問題として注目されていますが、「2025年問題」はその「団塊の世代」が全員、後期高齢者(75歳以上)になることから医療や介護の面で問題視されています。
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高齢化社会で注目される看護業界
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少子高齢化の進行により看護業界が注目されています。
超高齢化社会になりつつある日本では病院に通う高齢者が増える一方で、亡くなられる方も増えていることから、院内での治療看護だけでなく、在宅看護や看取りなどの需要も大きくなっているのです。加えて少子化により看護師を希望する学生の数も減少傾向にあり、既往看護師の高い離職率もあって、看護師の人材不足が慢性的になっているのです。
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高齢になっても出来る女性の仕事
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1985年の男女雇用機会均等法以降、女性の社会進出はめざましく、定年まで勤務する女性も少なくありません。
さらに高齢の女性でも健康で就労している人も多く、就労していない方でも社会で一定の役割を担っている人は多いです。
不況が長引く中、新たに就職をするにはハードルが高く、就職活動も大変な苦労が伴うようです。そのうえ、就職ができても勤務内容や収入などさまざまな理由で職場に定着できずに退職してしまう人も多いと聞きます。
それでは高齢になっても一生働ける女性の仕事とはどのような仕事でしょうか?
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