やはり高齢化社会で一番有利な職種は看護師です

女性のための高齢化社会相談所

高齢化社会の問題点とその対策を知ることで、高齢化社会に漠然と感じている不安を解消しましょう!

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当サイトについて

はじめまして。
2014年4月、少子高齢化が進む中、将来にわたって福祉を充実させようという目的で消費税が上がりました。
でも、60歳を迎えたばかりの母は、「これで本当に安心して老後を暮らせるの?」と不安顔です。
そこで、そんな母に高齢化社会の説明をしようと調べているうちにできあがったのが、このサイトです。
せっかくなので母と同じように不安を感じている女性に向けて公開させていただきます。

高齢化社会で注目される看護業界

高齢化社会で注目される看護業界

少子高齢化の進行により看護業界が注目されています。
超高齢化社会になりつつある日本では病院に通う高齢者が増える一方で、亡くなられる方も増えていることから、院内での治療看護だけでなく、在宅看護や看取りなどの需要も大きくなっているのです。加えて少子化により看護師を希望する学生の数も減少傾向にあり、既往看護師の高い離職率もあって、看護師の人材不足が慢性的になっているのです。

高齢化社会の中で増している看護師の役割

後期高齢者(75歳以上)の人口が加速度的に増えている現状の中で長く病を抱えながら生活する人々も増加しています。これに伴って、医療現場においても、病気を治療に重点を置く「治す医療」に加えて、患者とその家族の生活に重点を置きながら支援して行く「支える医療」が求められるようになってきています。
看護師の人材不足は、量的な人材確保により解消できる部分もありますが、それだけではありません。人数が多くいても質が伴わなければ、正確な意味で人材不足が解消できたとは言えないのです。
看護師の質といったとき、それは技術的な側面と看護師自身の人間性に関わる資質の両面を指します。
技術的な側面は教育を通じて身に付けることができますが、看護師自身の人間性に関わる資質は教育で身に付けられるものではありません。

高齢化社会の中で看護師に必要な資質

これからの看護師は病院内での患者対応だけでなく、在宅患者に対して訪問看護する場面も増えてきます。
病院での医療と在宅医療にはいくつもの違いがあります。
例えば、訪問看護では看護師が単独で訪問して看護を行いますので、高い技術とより大きな責任感が求められます。
在宅医療の現場では、患者だけではなく、日頃患者の面倒をみている家族へのケアも必要となります。また、在宅の患者の主治医との連携を中心に、医療ソーシャルワーカーや理学療法士、ホームヘルパー、介護士などとの良好な関係も求められます。
そういったことから、高齢化社会における看護師には、技術力のほかに、高い倫理観、洞察力、予見力、調整力、指導力などの資質が求められるのです。

看護師に必要な資質を育むには

看護師には技術力以前に豊かな人間性や包容力が求められます。その価値観と人格形成は生まれ育ってきた環境や家庭内での教育やしつけが大きな影響力を持っています。
子どもの頃より醸成された人間性に加えて、高等教育で医療の知識や技術を身に付け、経験を重ねることにより、洞察力や予見力、調整力も身についてきます。
個々人の努力により、人間性を養っていくことは可能ですが、家庭や社会が子どもの頃から温かく優しい感性を育み、人間の命の大切さを教えていくことが、少子高齢化時代の看護師を育てる原動力になっていくのです。


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超高齢化社会による2025年問題
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そのうちの一つが「2015年問題」で、もう一つが「2025年問題」だと言われています。
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高齢になっても出来る女性の仕事
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1985年の男女雇用機会均等法以降、女性の社会進出はめざましく、定年まで勤務する女性も少なくありません。
さらに高齢の女性でも健康で就労している人も多く、就労していない方でも社会で一定の役割を担っている人は多いです。
不況が長引く中、新たに就職をするにはハードルが高く、就職活動も大変な苦労が伴うようです。そのうえ、就職ができても勤務内容や収入などさまざまな理由で職場に定着できずに退職してしまう人も多いと聞きます。
それでは高齢になっても一生働ける女性の仕事とはどのような仕事でしょうか?
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