高齢者の心身に好影響を与え、笑顔をもたらす美容のプロについて

女性のための高齢化社会相談所

高齢化社会の問題点とその対策を知ることで、高齢化社会に漠然と感じている不安を解消しましょう!

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当サイトについて

はじめまして。
2014年4月、少子高齢化が進む中、将来にわたって福祉を充実させようという目的で消費税が上がりました。
でも、60歳を迎えたばかりの母は、「これで本当に安心して老後を暮らせるの?」と不安顔です。
そこで、そんな母に高齢化社会の説明をしようと調べているうちにできあがったのが、このサイトです。
せっかくなので母と同じように不安を感じている女性に向けて公開させていただきます。

高齢者を笑顔にしたい

高齢者を笑顔にしたい

キレイでいたいという思いは全ての女性が持っています。
しかし、高齢女性は社会との接点が減ってしまい、オシャレをしてもそれを披露する機会がありません。とはいえ、美意識を高めることは女性の脳を刺激し、積極性や自発性を生み出す原動力になるそうです。
このことは、福祉業界や美容業界で広く知られるようになり、福祉ネイリストや介護美容セラピストと呼ばれる人たちが高齢者を笑顔にするために活躍しています。
そこで、ここでは、この2職種に注目してみましょう。

福祉ネイリスト

爪のオシャレといえば、若い女性向けの華やかなネイルアートをイメージする方が多いと思いますが、爪の形を整えたり、ハンドマッサージをしたりすることもネイル施術に含まれます。
また、手と手の触れ合いや、施術を通して生まれる会話はスキンシップやコミュニケーションにもうってつけです。
そのため、現在介護施設を中心に、福祉ネイリストの需要は伸びています。
実際、福祉ネイリストによる訪問ネイルサロンを定期的に開いている介護施設では、女性を中心に高齢者が施術を楽しみにしているという話をよく耳にしますし、爪をケアしたり、ネイルカラーをすることで、オシャレをする喜びを思い出す方も多いそうです。
したがって、福祉ネイリストの存在は、高齢者のQOLの向上に大きく貢献していく可能性を秘めています。

介護美容セラピスト

介護美容セラピストは、スキンケアやメーキャップを通して、施術を受ける方の肌に触れ、スキンシップと美の追求の両方から心身の健康を促すビューティタッチセラピーを行います。
ビューティータッチセラピーには、メイクやハンドケアをはじめ多彩なメニューがありますが、その多くが美容系の施術であるため、高齢女性のメンタルをポジティブに導くのに最適です。
また、スキンケアや手足のケアにおいては皮膚の乾燥を防ぎ、血液やリンパの流れを促進させ、むくみを解消させる効果があるともいわれています。
シニア世代になると美容よりも健康維持にばかり目が向きますが、介護美容セラピストは美と健康の両方をサポートしてくれるため、そのニーズは認知度が高まるにつれ徐々に増えているそうです。


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高齢になっても出来る女性の仕事
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1985年の男女雇用機会均等法以降、女性の社会進出はめざましく、定年まで勤務する女性も少なくありません。
さらに高齢の女性でも健康で就労している人も多く、就労していない方でも社会で一定の役割を担っている人は多いです。
不況が長引く中、新たに就職をするにはハードルが高く、就職活動も大変な苦労が伴うようです。そのうえ、就職ができても勤務内容や収入などさまざまな理由で職場に定着できずに退職してしまう人も多いと聞きます。
それでは高齢になっても一生働ける女性の仕事とはどのような仕事でしょうか?
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